WP-SameTerm-Pagerは、「同じターム(カテゴリーやタグ、カスタムタクソノミーの項目)で絞り込んだ記事を表示できる」ページネーションプラグインですが、実際にはどのように動作しているのでしょうか?
ここでは動作の仕組みを簡単に説明します。URLパラメータやフィルターという言葉が出てきますが、これについては後で説明します。
動作の仕組み
- カテゴリー・タグ・カスタムタクソノミーのアーカイブページを表示する
- アーカイブページの記事一覧内の投稿リンクにURLパラメータ(?smtrm_filter)を付与する。
- URLパラメータが付与された状態で手順2の投稿リンクから投稿ページを訪問すると、手順1で表示していたタームで「WP-SameTerm-Pager」のフィルターが有効になる。
- 「WP-SameTerm-Pager」の表示したナビゲーションリンクから投稿の前後の記事や、最初と最後の投稿に移動する。
- フィルターが有効状態(URLパラメータが付与された状態)で同じタームを持つ別の投稿ページに移動できる
URLパラメータはリンクをクリックして移動した先のページで、WP-SameTerm-Pagerのナビゲーションリンクが同じターム(カテゴリーやタグ、カスタムタクソノミーの項目)の投稿だけを選び出すために使用されています。WP-SameTerm-Pagerではこの仕組みのことをフィルターという言葉で表現しています。
「解除」ボタンでフィルターを解除するか、「WP-SameTerm-Pager」以外のリンク(ヘッダー、フッターやサイドバー等)から移動するとフィルターが解除されます。手順1からやり直せば再びフィルターが有効になります。
ほとんどのテーマはアーカイブページの投稿一覧を表示する際にメインループを利用しています。このため、設定を特に変更しなくてもカテゴリー・タグ・カスタムタクソノミーアーカイブページから移動する場合のURLパラメータ付与は自動で行われます。
一部のテーマやオリジナルテーマの場合、URLパラメータが付与されない場合があるかも知れません。その場合は追加設定をご利用いただくことでフィルターを有効にできます。
URLパラメータとは?
URLパラメータとは、URLに追加される特別な情報のことです。
例えば「example.com/post/example_post?smtrm_filter=1」 のように、「?」以降の部分がパラメータになります。
これにより、特定の条件に応じたページの表示や動作を制御できます。
URLパラメータには次の2種類があります。
- アクティブパラメータ:URLによってページの内容そのものが変わるもの(例:WordPressのパーマリンク構造が「既定」の場合、「?p=123」で投稿ID123の投稿ページを表示するなど)
- パッシブパラメータ:ページの内容は変わらず、ナビゲーション制御やデータ解析のために使うもの
「WP-SameTerm-Pager」で使用しているURLパラメータはパッシブパラメータにあたります。
つまり、ページのコンテンツ自体は変わらず、ナビゲーションのフィルターを維持するために使われています。
SEOが気になる方へ(サイト管理者向け)
URLパラメータが付いたページが検索エンジンにどのように扱われるか、気になる方もいるかもしれません。
特に、「パラメータ付きのページが重複コンテンツとしてSEO評価が下がるのでは?」 という疑問を持つ方もいるでしょう。
結論から言うと、WP-SameTerm-PagerのパラメータはSEOに影響しません。
その理由は、WordPressの標準機能として、canonical(カノニカル)タグ が自動的に設定されているためです。
このタグにより、検索エンジンは元のURLを正規ページとして認識し、パラメータ付きのページを別のページとはみなしません。
そのため、特に追加の設定をしなくても、ほとんどのWordPressテーマでは問題なく動作します。
ただし、ご自身でテーマをカスタマイズして rel_canonical を削除している場合は、SEOに影響を与える可能性があります。
この設定はWP-SameTerm-Pagerの動作とは直接関係がないため、確認や変更の方法についてはサポート対象外とさせていただきます。
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